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カスタムメイド型リンガルブラケット矯正装置（インコグニート）

インコグニート

従来の舌側矯正は、歯の表側につける矯正装置（器具）をブラケットとワイヤーを用い歯の裏側につけることで、目立たずに矯正治療をおこなう方法ですが、カスタムメイド型リンガルブラケット矯正装置のインコグニートは、ドイツ生まれの新しい舌側矯正治療。先進のコンピューター技術で、あなたの歯に一番合った矯正装置（器具）を、オーダーメイドでお作りします。

器具が見えにくい、という舌側矯正のメリットに加えて、人間工学の国ならではの、からだにやさしい治療が、当装置の魅力です。

インコグニートと従来の舌側矯正
当装置（左）と従来の舌側矯正（右）を比較してみました。
ブラケット（金具）のかたち・ワイヤーの張り方など、当装置の繊細さがおわかりいただけますか？

装置のメリット

１　　違和感が少ない

インコグニート

歯の舌側の形は複雑で、しかも一人ひとり違います。当装置では、あなたの歯にぴったりフィットした超薄型のブラケット（歯に取り付ける金具）、複雑な形に寄り添うように加工したワイヤーを使用します。手作業では作れないほど細やかな器具を使用しますので、舌側矯正にありがちな違和感や話しにくさを最小限に抑えることができます。

※器具をつけはじめのころは、違和感が気になることがありますが、ほとんどの場合、遅くとも2週間で気にならなくなる、というデータがあります。

２　　従来の舌側矯正装置に比べ調整にかかる一回一回の治療時間が短くなる

カスタムメイド型リンガルブラケット矯正装置（インコグニート）では、治療のステップに合わせて精密に加工された、オーダーメイドのブラケットとワイヤーが、あらかじめ準備されています。
ワイヤーの調整が最小限で済みますので、従来の舌側矯正装置に比べ一回あたりの治療時間が短くなります。

３　　金属アレルギーの心配が少ない

ブラケット（金具）

ブラケット（金具）は高純度の金合金製。精度や強度も十分で、金属アレルギーの心配も少ないと考えられます。

４　　装置が見えにくい

歯の曲面にぴったり沿った薄型の器具ですから、今までの舌側矯正に比べても見えにくさは抜群。　また、従来の銀色のブラケットでは、歯の表側が暗くなりがちでしたが、ゴールド色なので、歯の表面が暗くなりません。

カスタムメイド型リンガルブラケット矯正装置（インコグニート）をおすすめしたい方

お子様（永久歯に生えかわった方）

クラスメイトにできるだけ矯正治療しているのがわからないようにしたい。
英語の発音、吹奏楽の演奏の邪魔にならないように、お口によくフィットした矯正装置（器具）を使いたい。
受験などの妨げにならないように、なるべくストレスの少ない矯正装置（器具）で治療したい。

おとなの方

営業・接客や就職活動などで人前に出ることが多いので、矯正装置（器具）が目立たないようにしたい。
仕事が忙しく、通院時間が確保しにくいので、1回の治療時間を短くしたい。

金属アレルギーが気になる方

カスタムメイド型リンガルブラケット矯正装置（インコグニート）と従来の舌側矯正の比較

当装置は、見えにくさ・からだへの優しさ（フィット感、金属アレルギーへの配慮）・1回あたりの治療時間などの点で非常に優れています。ただし、費用の点では従来の方式がやや有利です

	当装置	従来の舌側矯正
装置の見えにくさ
快適さ・フィット感
1回あたりの治療時間
金属アレルギー
費用	*

＊　従来の舌側矯正に比べて約1.5倍の費用となります。

カスタムメイド型リンガルブラケット矯正装置（インコグニート）　治療の流れ

１　　型どり

器具（ブラケットとワイヤー）を作成するため、歯型をとります。
採取した歯型は、ドイツの技工所へ送られます。

ドイツで…

2　　デジタルデータ作成

デジタルデータ作成

経験豊かな歯科技工士が、歯型をもとに理想的な歯並びの模型を作製。
模型は３Dスキャナにかけられ、矯正装置（器具）製作のためのデジタルデータがとられます。

3　　矯正器具作成

矯正器具作成

データをもとに、超薄型ブラケット・治療のステップごとに用いるワイヤーが一括して製作されます。すべてコンピューター制御の機械で製作しますので、一人ひとりの歯並び・歯の形にぴったりフィットした矯正装置（器具）が出来上がります。

4　　発送

作成された矯正装置（器具）は、歪みが出たりしないように丁寧に梱包され、日本に送られます。

※　矯正装置（器具）の作成を海外に依頼する関係上、診断から治療開始までには約１ヵ月程度お時間をいただいています。

5　　矯正装置（器具）装着

矯正器具装着

コンピューターが正確に計算した位置に、矯正装置（器具）を付けていきます。ブラケットの固定には、からだに安全な接着剤を使用します。

矯正装置（器具）の装着後は、１ヵ月～1ヵ月半に1回程度ご来院いただき、ワイヤーの調整を行います。あらかじめワイヤーが準備されていますので、治療時間は従来の舌側矯正装置に比べ短時間で済みます。

※　矯正治療全体の流れについては『治療の流れ』をご覧ください。

治療の流れ

インコグニートを開発したディアク・ウィッヒマン博士（左の画像右側の人物。左側は院長）と、

当装置を開発したディレク・ウィッヒマン博士
（左の画像右側の人物。左側は院長）と、彼のラボ（右の画像）

カスタムメイド型リンガルブラケット矯正装置（インコグニート）の治療の目安

治療期間	矯正：2年～2年半　保定：2年～3年
総額の目安	1,722,600～2,006,400円(税込)（毎月の調整料金を含む）（自費診療）
通院回数	矯正：月１回　保定：年2～4回
副作用・リスク	装置装着後、舌に違和感を感じる場合がありますが次第に慣れてゆきます。

リンガルブラケット矯正装置「インコグニト」は、日本国内では医薬品医療機器等法（薬機法）の承認を受けていない未承認の医療機器です。材料については日本の薬事認証を得ております。
ドイツ3M社の製品の商標であり、3M 社から入手しています。
日本国内において医薬品医療機器等法（薬機法）の承認を受けている同様の医療機器は存在します。
世界の 90 か国以上で採用され、ヨーロッパでのシェアは 60％以上です（2019 年時点）。これらの国において、重篤な副作用の報告はありません。
日本では完成物薬機法未承認の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

治療費総額の目安（例1：片顎　矯正2年・保定2年・経過観察年2回の場合)

初診相談	3,000円
精密検査	30,000円
診断・治療方針説明	10,000円
矯正基本料金	650,000円
調整料	192,000円(8,000円×24回)
取外しと保定装置料	60,000円
観察・指導料	12,000円（3,000円×4回）
装置片顎のみ	350,000円
消費税	130,700円
合計	1,437,700円

治療費総額の目安（例2：両顎　矯正2年半・保定3年・経過観察年4回の場合）

初診相談	3,000円
精密検査	30,000円
診断・治療方針説明	10,000円
矯正基本料金	650,000円
調整料	300,000円(10,000円×30回)
取外しと保定装置料	60,000円
観察・指導料	36,000円(3,000円×12回)
装置両顎	500,000円
消費税	158,900円
合計	1,747,900円