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大人の矯正治療例(症例)

治療例1  乱ぐい歯 (叢生)、前歯と奥歯の互い違い(交叉咬合)

年齢・性別 29歳8ヵ月 男性
装置 マルチブラケット矯正装置
治療期間 矯正:2年6ヵ月 保定:2年〜3年
総額の目安 1,039,500〜1,065,900円(税込)(毎月の調整料金を含む)(自費診療)
通院回数 矯正:月1回 保定:年2〜4回
副作用・リスク 僅かに歯根吸収が起こる可能性があります(歯根吸収はどのような矯正の治療方法でも起こりうる現象です)。

治療前

「以前から、歯並びがとても気になっていた。治せるのならぜひとも治したい」といってご来院した患者さんです。検査を行うと、前歯と奥歯(大臼歯)の噛み合わせが上下逆で、歯並びに比較的重度のでこぼこがあり、また顎[あご]のズレも見られました。

治療前

治療中

お顔の感じでは、あまり違和感がないと判断されたので、手術は併用せず、矯正のみの治療方針と決定。小臼歯4本を抜歯し、マルチブラケットによる治療を行いました。

治療中

治療後

治療によって、噛み合わせが適正になり、歯並びも改善されました。患者さんにも大変ご満足いただけたようで、雰囲気が非常に明るくなったように感じられました。

治療後

治療例2  舌側矯正:八重歯とでこぼこ(叢生)

年齢・性別 24歳2ヵ月 女性
装置 舌側矯正装置
治療期間 矯正:2年4ヵ月 保定:2年〜3年
総額の目安 1,576,300〜1,602,700円(税込)(毎月の調整料金を含む)(自費診療)
通院回数 矯正:月1回 保定:年2〜4回
副作用・リスク 僅かに歯根吸収が起こる可能性があります(歯根吸収はどのような矯正の治療方法でも起こりうる現象です)。

治療前

八重歯と歯のでこぼこが気になる、とのこと。加えて、小さなお子さんと接する仕事なので、舌側矯正で治療したい、というご要望をいただきました。

治療前

治療中

小臼歯4本を抜歯し、舌側の矯正装置(器具)で治療を行いました。舌側矯正はやや違和感が大きい、といわれることがありますが、この方のケースでは、ご本人が強く希望したこともあってか、違和感等の訴えはなかったそうです。

治療中

治療後

でこぼこが改善され、噛み合わせも良好になりました。

治療後

治療例3  中高年の矯正(歯周矯正):上顎前突

年齢・性別 52歳2ヵ月 女性 (非抜歯)
装置 マルチブラケット矯正装置
治療期間 矯正:1年11ヵ月 保定:2年〜3年
総額の目安 993,300〜1,019,700円(税込)(毎月の調整料金を含む)(自費診療)
通院回数 矯正:月1回 保定:年2〜4回
副作用・リスク 僅かに歯根吸収が起こる可能性があります(歯根吸収はどのような矯正の治療方法でも起こりうる現象です)。

治療前

歯周病の治療を行っている先生のご紹介を受けて診察した患者さんです。ご本人は「上の前歯が出ているのが気になるし、前歯が抜けそうで心配…」とおっしゃっていました。

治療前

治療前のお口のレントゲン写真
治療前のお口のレントゲン写真

レントゲン撮影をしてみると、歯周炎が進行しているのは左上の前歯のみで、他の部分はそれほど重度ではないことがわかりました。左上の前歯を抜くことも検討しましたが、まずはそのまま矯正治療を行い、その後の歯周病の状態を見て判断していくことになりました。

治療中

抜け出している歯(挺出歯)については、位置を元に戻して、歯周組織がどう反応するかを確認していきます。また、上下の前歯が出ているのを解消するため、歯と歯の間を削って調整し、歯の移動のためのスペースを確保します。

治療中

治療後

前歯のでこぼこ・上下の歯の突出が改善された結果、上下の歯の噛み合わせも良好になりました。

治療後


治療前(左)と治療後(右)の前歯のレントゲン写真

治療後は、全体的に歯槽骨(歯を支える骨)の状態に改善が見られます。レントゲンで見る限り、抜けそうだった右上の前歯のまわりにもしっかり骨がつき、充分な支えができています。

治療例4  顎変形症 手術を併用したケース:下顎前突開咬

年齢・性別 19歳7ヵ月 女性
装置 マルチブラケット矯正装置
治療期間 矯正:3年2ヵ月(手術を含む) 保定:2年〜3年
総額の目安 880,000円(税込)〜(保険適用で3割負担の場合)(外科手術費用、矯正治療費用を含む)
※高額療養費制度をご利用できます。自己負担額は世帯年収によって変動します。
通院回数 矯正:月1回 保定:年2〜4回
副作用・リスク 僅かに歯根吸収が起こる可能性があります(歯根吸収はどのような矯正の治療方法でも起こりうる現象です)。
外科手術のため2〜3週間程度の入院が必要です。手術では全身麻酔を行います。
手術後に部分的な麻痺・痺れが出る可能性があります。
上あごの手術では鼻の形が変わる場合があります。

治療前

顎変形症の患者さんです。前歯でうまく噛めない、発音がしにくい、顎[あご]のかたちが気になる…と、多くの悩みを抱えてご来院されました。この方のケースの場合、手術を併用した治療が必要になりますので、大学病院口腔外科と連携して治療にあたることになりました。

治療前

治療中

まず小臼歯4本を抜歯して、手術前の矯正治療を開始。2年半後、大学病院に入院していただき、外科矯正の手術を行いました。その後、さらに仕上げの矯正治療を行いました。

治療中

治療後

治療後は口元や顎[あご]の形が大きく変わり、また、前歯で物が噛めるようになったので、患者さんには大変喜んでいただけました。口元も、自然な感じになったようです。

治療後

治療後の口元の様子
治療後の口元の様子

治療例5  顎関節症、開咬:スプリント治療後に噛めない

年齢・性別 22歳2ヵ月 女性
装置 マルチブラケット矯正装置
治療期間 矯正:2年3ヵ月 保定:2年〜3年
総額の目安 1,019,700〜1,046,100円(税込)(毎月の調整料金を含む)(自費診療)
通院回数 矯正:月1回 保定:年2〜4回
副作用・リスク 僅かに歯根吸収が起こる可能性があります(歯根吸収はどのような矯正の治療方法でも起こりうる現象です)。

治療前

紹介いただいた歯科医院で、顎関節症のスプリント治療を、2年間用いて行っていました。スプリントなしでは噛めない状態になってしまい、食事がしにくいとのこと。顎関節症の状態は落ち着いていましたが、歯をかぶせる治し方だと、ほとんどの歯を削る必要があるとのことで、矯正で噛めるようにしてほしいというご要望をいただきました。

顎関節症の治療前

治療中

小臼歯4本を抜歯し、マルチブラケット矯正装置(器具)で治療を行いました。顎関節症の症状の様子を見ながら、矯正治療で、かみ合わせの治療を行いました。

顎関節症の治療中

治療後

開咬(噛めない状態)が改善され、噛み合わせも良好になり、食事も不自由なくできるとのことで喜んでいただきました。顎関節症の症状も落ち着いています。しかし、かみ合わせの改善が、顎関節症の症状の改善にどの程度寄与しているかについては、科学的に明確ではありません。

「顎関節症」と矯正治療のかかわりについて

顎関節症の治療後

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つくば毛利矯正歯科

茨城県つくば市春日2-2-7

 

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